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Q
表紙に傷が付かないように、マットPP加工をした冊子を作りました。大切に保管してましたが、擦れたような傷が所々に付いていてショックでした。
何か傷がつかない方法はないのでしょうか?
マットPPの中でも、擦れに強いフィルムを使用した
「傷が付きにくいマットPP加工」があります。
A
艶消しのマットPPは、傷の問題が度々発生する表面加工です。
マットPPの表面には凹凸があり、それがPPにマット感を出しています。その凹凸が擦れ(コスレ)によって削られて平滑性を持つことで、光ったスジのような傷に見えるのです。
表面加工をした印刷物の傷は、「折り加工時の擦れ」または「製本加工時の擦れ」や「出来上がった製品同士の擦れ」によって発生することがあります。
濃い製品ほど目立って見えるため、せっかく濃い色の艶消し加工で高級感を持たせたとしても、それが失われてしまう恐れがあります。
このようなマットPPの傷問題を解決するために、耐摩擦力をアップさせた【耐マットPP※】という商品があります。
通常のマットPPと比較して高価ですが、マットPPで高級感を持たせたいものや大切な冊子などを作成する際には、検討してみることをお勧めします。
解
説

