蛍光色の紙|蛍光紙 【印刷研究所コラム】
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vol.17 蛍光色の紙(蛍光紙)

更新日:2023年8月30日


通常、蛍光色は白い紙に蛍光インキを刷ることで表現できますが、用紙自体が蛍光色の紙(蛍光紙)も存在します。蛍光紙には、印刷で表現する蛍光色とはまた違った魅力があり、表現の幅を広げてくれます。




蛍光紙は下記の2種類に分類でき、用途によって使い分けることができます。

  • 紙の原料に蛍光材を混ぜて抄紙しているもの(混ぜ込んでいるので両面蛍光色)

  • 紙に蛍光をあらかじめ塗工しているもの(片面塗工なので裏は紙色のまま)


特に後者の紙に蛍光色を塗工しているものは、印刷では到底出すことができないような鮮やかで眩しい色が再現されています。


今回は、蛍光紙の銘柄を一部ご紹介します。ビビッドな魅力をご堪能ください。




● アストロブライト -FS

アストロブライト -FS(蛍光の用紙)

鮮やかで洗練された蛍光色のカラーラインナップと、スムースな肌質が特徴。

54.5kg の薄物と118kg の厚物の2連量で、フライヤーやポスター、カード、封筒、DM などに使用されています。その平滑性から筆記性にも優れています。

環境に配慮したFSC森林認証紙です。

【写真】レモン/オレンジ/ライトピンク/ストロングピンク/コーラルレッド/グリーン



● レザック

レザック(蛍光の用紙)

革風のテクスチャーが、高級感と暖かみを感じさせるエンボスペーパー。

やわらかなエンボスと豊かな色彩で、冊子の表紙、名刺、メニュー表、封筒、カード などに使用されます。

【写真】ケイコウイエロー/ケイコウピンク





● マーメイド

マーメイド(蛍光の用紙)

穏やかな波のようなフェルトマークが特徴のファインペーパー。

保存性に優れ、折りにも強いため、画材、装丁用紙、ペーパークラフトに加え、カードやパッケージなどにも使用されます。

【写真】ネオ・シトロン/ネオ・フラミンゴ/ネオ・ピンク




● イルミカラー

イルミカラー(蛍光の用紙)

鮮やかな蛍光色が眩しく目を刺激する、スムースな肌質の用紙。※片面は紙色(白)

その平滑性から筆記性にも優れており、手書きのPOPや 紙雑貨などに使用されます。

蛍光色が塗工されている用紙の中で最もカラーラインナップが多い用紙です。

【写真】赤/赤橙/橙/黄橙/黄/緑



● デイライトペーパー

デイライトペーパー(蛍光の用紙)

標識・宣伝・装飾にポップなイメージを演出するディスプレイ用蛍光紙。印刷では表現が難しい鮮やかで強いビビッドカラーを実現しています。※片面は紙色(白)

70kgの薄口と360kgの厚口があり、冊子の表紙、名刺などのカード類、タグなどにも使用されます。

【写真】桃/黄/緑




記事内のイルミカラーとデイライトペーパーが、紙に蛍光色を塗工してある片面蛍光紙 です。他の蛍光紙と比べると、鮮やかな眩しさが強いことが写真からでも伝わるのではないでしょうか。



目立たせたいPOPやタグ、冊子の表紙、ダイレクトメール(DM)用の封筒・カードなどにご検討ください。ご制作時、用紙選定の参考になれば幸いです。



 

アストロブライト-FS は、環境対応紙・FSC森林認証紙です。

FSC森林認証の認証マークを印刷物に入れるには、認証を取得した印刷会社で印刷をする必要があります。弊社は認証を取得しており、手配から申請まで一括で請け負っております

FSC森林認証の案件については、お気軽にご相談ください。

 


 

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※この記事に掲載している内容は2023年6月現在の情報です


 

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